【修理事例】ヘタったグローブを現役復帰へ!ウェブ交換で見違えるローリングスの輝き」
いつも当店のブログをご覧いただきありがとうございます! 野球ソムリエです。
「長年連れ添った相棒、最近ちょっと元気がなくなってきたな…」 そう感じている球児や草野球プレーヤーの皆さん、そのグローブ、まだ現役で輝けますよ!
今回は、当店にご依頼いただいた**ローリングス(Rawlings)**製グローブの劇的なリバイバル事例をご紹介します。プロの技術でどこまで変わるのか、ぜひチェックしてください!
【修理前】使い込まれたローリングス、その「SOS」の状態
今回お預かりしたのは、長年愛用されている投手兼外野手用モデル。 一見すると「手に馴染んでいる」ように見えますが、プロの目で見るといくつかの深刻なサインが出ていました。






全体的に革が伸び、紐が細くなって今にも切れそうな状態。ウェブ周りも大きく型崩れしています。
紐の劣化: 全体的に紐が細く、乾燥してカサカサ。特に負荷のかかる指先は、いつ切れてもおかしくない状態でした。
ウェブの亀裂: 激しいプレーの証でもありますが、ウェブの革自体に深いヒビが入っており、強度が著しく低下。
「コシ」の消失: グローブ内部のグリスが古くなっているため、パカパカと力なく開閉する状態で、捕球時の衝撃を吸収できていませんでした。
職人のこだわり!実施した3つの集中メンテナンス
お客様の「このグローブでまだプレーしたい」という想いに応えるため、今回はフルコースのメニューを実施しました。
1. 全紐交換(オーバーホール)
ただ紐を新しくするだけではありません。**「全紐交換」**は、グローブの骨格を再構築する作業です。 緩んでいた各パーツを適正なテンションで締め直すことで、新品時に近いつかみ心地が蘇ります。今回はローリングスらしい重厚感を出すため、耐久性の高い厚みのあるレースを厳選しました。
2. ウェブ交換
ウェブはグローブの「顔」であり、ボールを止める要です。亀裂が入ったままでは捕球ミスや怪我の原因にもなります。新しいウェブに交換することで、見た目のリフレッシュはもちろん、強い打球にも負けない安心感を取り戻しました。



3. グリス補填(重要!)
全紐交換の際、必ずチェックするのが内部の「アタッチメントグリス」です。 グリスは表革と裏革を接着させる糊の役割を果たしますが、これがなくなると革が浮き、型崩れの原因になります。 グリス補填を丁寧に行うことで、グローブに「芯」が通り、手のひらとの一体感が劇的に向上します。古くて固まったグリスを取り除き、新しいグリスを補填します。



【修理後】見違えるような「相棒」の帰還!
数日間の作業を経て、生まれ変わった姿がこちらです!






シャキッと自立するほどにコシが戻り、艶やかな紐がグローブを引き締めています。
ここが変わった!
捕球面の張り: グリス補填により、パンと張った心地よい捕球面に。
操作性の向上: 紐のテンションを調整したことで、指先の力がダイレクトに伝わるようになりました。
耐久性UP: これでまた数シーズン、激しいノックにも耐えられる強度を確保。
まとめ:大切なグローブ、諦める前にご相談ください
野球グローブのメンテナンスは、単なる修理ではありません。 「使い慣れた型」を残しつつ、「新品時の強度」を取り戻す。 これがプロの仕事です。
「紐が1本切れただけだから…」と放置すると、他の部分に負担がかかり、結果的にグローブの寿命を縮めてしまいます。
最近、捕球音が鈍くなってきた
紐が細くなってきている
型が崩れてポケットが安定しない
そんな悩みがあれば、ぜひ一度当店のグローブ修理コーナーへお持ち込みください。
「また明日から頑張ろう」と思えるような、最高の仕上がりをお約束します。皆様のご来店、心よりお待ちしております!
【店舗情報】 スポーツ館○○ アクセス:寒河江駅から徒歩18分 営業時間:10:30〜19:00(火曜定休) お電話やSNSでの簡易見積もりも受付中です!