野球グローブの型付け依頼|ミズノ・グローバルエリートに命を宿す職人の技
「新しいグローブを買ったけれど、硬くて思うように動かない」「自分のプレースタイルに馴染むまで時間がかかりそう……」
そんな悩みをお持ちではありませんか?野球グローブの型付けは、単に柔らかくする作業ではありません。それは、真っさらな革製品を、選手の一部となる「道具」へと進化させる大切な儀式です。
今回は、当店が承った魂の型付け事例をご紹介します。
今回のご依頼内容
- モデル:ミズノ グローバルエリート Hselection SIGNA(1AJGR32303 09)
- 区分:軟式・内野手用
- お客様のこだわり:「グローブに命を宿してほしい。単に柔らかくするのではなく、芯のある硬い箇所と、自在に動く柔らかい箇所のメリハリをつけたい」
- 紐もすべて交換し、紐色を変えたい。
- 以前のアイピーセレクトのグローブ(以前ブログでご紹介)も切れた紐を交換してほしい。
甲子園を夢見る球児や、一生モノの相棒を求める草野球プレーヤー。子供の野球を応援するご父兄様。そんな熱い想いに応えるべく、作業を開始しました。
型付け前の状態:期待を秘めた「硬さ」
グローバルエリート Hselection SIGNAは、軽量でありながら耐久性に優れた素晴らしいグラブです。しかし、新品時は革がピンと張っており、無理に閉じようとすると変なシワが入ってしまいます。この「遊び」がない状態から、いかにして「掴める」形を作るかが職人の腕の見せ所です。


作業工程と職人のこだわり
「グローブ 型付け 依頼」をいただく際、私たちが最も大切にしているのは**「対話」**です。
- スチーム加湿と揉み出し 専用のスチーマーで革に最適な水分と熱を与えます。ここで一気に柔らかくしすぎず、革の繊維をほぐす程度に留めるのがコツ。



- 芯材の調整と叩き お客様のご要望通り「硬い箇所」を残すため、親指と小指の芯材はしっかりと強度を保ちます。一方で、関節となるヒンジ部分はハンマーで叩き出し、スムーズな開閉を実現します。
- 「命」を宿すポケット作り 内野手用として、セカンド・ショートでの素早い持ち替えができるよう、手のひらの中央寄りに深いポケットを作ります。



職人の一言: 「ただ柔らかいだけのグローブは、強い打球に負けてしまいます。『掴む力』と『弾かない粘り』を共存させることが、命を宿すということです」
仕上がりの特徴・変化
完成したグローブは、置いた瞬間に「捕球の型」が自立するほど美しいシルエットに。
- 親指・小指:しっかりと柱が立ち、打球に負けない強さを維持。
- 捕球部:吸い付くようなしっとり感。
- 操作性:指先の力がダイレクトに伝わり、まるで素手で掴むような感覚。






お客様の声
「あの硬かったグローブにまさに命が宿っている感じがします。」(小学生球児のお父様用グローブ)
まとめ:あなたの「一生モノ」を共に作りたい
野球グローブの型付けは、その後のプレーの質を左右する重要なステップです。当店では、お一人おひとりの手の形やプレースタイルに合わせ、一文字ずつ手紙を書くように丁寧に仕上げていきます。
「自分だけの型を作りたい」「大切なグローブを最高の状態で使い始めたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
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