🌈【講演レポート】「金星メソッド」に学ぶ!口下手でも本音を引き出し、顧客・部下とがっちり握る最強のコミュニケーション術
😃寒河江法人会 記念講演より
先日(2025年11月11日)、山形県寒河江市で開催された寒河江法人会の総会・懇親会にて、記念講演として田中知子氏による**「金星コミュニケーション・金星メソッド」**を拝聴しました。
著書**『口下手さんでも大丈夫・本音を引き出す聞き方』**のタイトル通り、コミュニケーションが苦手な方でも実践できる、人を惹きつけ、信頼関係を築くための具体的なヒントが満載でした。何より田中さんのお人柄に強く感銘を受け、そのエッセンスを皆様のビジネスや人間関係にお役立ていただきたく、講演と著書の内容から、特に印象的だった要点を抜粋しご紹介します。
🌟3つのステップで実現する「金星コミュニケーション」
田中メソッドの核心は、「顧客や部下の本音を引き出し、共に理想を追いかける強い信頼関係を築くこと」にあります。これは、「握る(にぎる)」という独自の言葉で表現されていました。
1. 相手の心を開く「無条件の好意」と「安心感」
まず、会話の土台となるのは、あなたから相手に差し出す**「安心した空間」**です。
- 無条件の好意を抱く: まず、心の中で「私はこの人のことが好きなんだ」と無条件に思ってみる(それを必ずしも伝える必要はありません)。
- 「ホームグラウンド」に入る: 相手が話しやすいように、私の方から相手の**「ホームグラウンド」**に入り、話を聞く体制をつくる。
- 温かいドームをつくる: 安心して自分らしさを出せる、温かい**「ドーム」**のような空間を提供することこそ、人を安心させる力になります。
- ポジティブな言葉: どんな質問も、ポジティブな言葉を付け加えることで、相手の気分が上がり、答えやすくなります。
- 0.7秒の意識: 最初の0.7秒で決まる印象を意識し、笑顔や余裕を持つことも大切です。
2. 本音を引き出す「余白の質問」と「がっちり握る」
安心感が生まれたら、次は核心である**「握る」**フェーズです。相手の真のニーズや想いを引き出しましょう。
- 「握る」とは何か?: 顧客と「握れて」いないのに提案しても売れません。「握る」とは、お客様が最終的になりたい状態、成し遂げたいものを共有し、一緒にワクワクすることです。
- 余白を与える質問: 相手にどれだけ**「余白(考える時間、自由な発想)」**を与える質問ができるかが重要です。余白は埋めるものではなく、残すものとして、質問に愛を込めてパスしましょう。
- パワークエスチョン(実践例):
- もし〇〇〇だったら?: 「もし3年後どうなっていたら?」など、相手に良い想像をさせる**「未来への問い」**でワクワクを引き出します。
- 最後にひとつだけ?: 相手を奮い立たせ、後押しする**「達成への問い」**として使います。
- 実際のところ・・・/ぶっちゃけ・・・: 会話が硬い、本心が聞けていないと感じた時に、相手の緊張を解き、素顔を引き出すための質問です。
3. 「今を全力で」ポジティブに未来を創る
コミュニケーション術に留まらず、自身のあり方や行動力を高めるための「心のメソッド」も深く響きました。
- 「さぁー」に変換: 「あーやだな」「はぁーやりたくないな」といった否定的な言葉を、行動スイッチを押す**「さぁー」**に置き換えましょう。「さぁー」に否定語は成り立ちません。
- 言葉が未来を作る: 発した言葉が未来を作ります。 自分自身にポジティブな言葉をかけ、思い通りの自分に動かしていきましょう。
- 「会話の先の楽しいこと」を想像: マイナスはありません。得られるものしかない!と信じ、**「その人がどうなれたら楽しいか」**まで想像して、ワクワクしながら目の前の出会いを楽しみましょう。
- 今、目の前のことに全集中: 成功者は皆、「今」に全集中している。目の前のことに全神経を集中し、全力で向き合うことで、良い結果はついてきます(鶴竜関、伊調馨選手の言葉を引用されていました)。
- 言葉は贈り物: 言葉は投げるものではなく、**「贈り物」です。自分の心と相手の心が「虹の架け橋」**でつながるように、丸く、円を描くように温かい言葉を発しましょう。
✨編集後記
今回、田中知子さんの講演をお聞きし、**テクニック以前の「心構え」がいかに重要かを痛感しました。「無条件の好意」「安心のドーム」「余白という名の愛」。これらの心がけを持つことで、口下手でも、相手の本音を深く理解し、顧客とも部下とも強い「信頼の握り」**を築くことができるはずです。
「失うものはなく、得られるものだけ」という力強い言葉を胸に、目の前の人とのコミュニケーションに全力を尽くし、「今」をポジティブに積み重ねてまいります。



左記の本人画像は、「大相撲の取材現場から学んだコミュニケーションスキル(Prokoushi.com様)」より https://prokoushi.com/offer/tanakatomoko/